25歳でヨガに出会って、「100歳まで生きられそう」と思った話
25歳の頃、私がヨガに興味を持ったきっかけは、正直とてもミーハーなものでした。
きっかけは、マドンナのヨガポーズ。
「かっこいいな」「こんなふうに動けたらいいな」
そんな軽い憧れから、「ヨガやってみようかな」と思ったのが始まりでした。
ちょうどその頃、母が公民館でやっている“おばちゃんのヨーガ”に通い始めていて、
ある日、なんとなく一緒について行ったんです。
正直、最初は「どんな世界なんだろう?」くらいの気持ちでした。
でも、そこで見た光景が、今でもはっきりと心に残っています。
60歳前後のおばちゃんたちが、
体はしなやかで、呼吸は落ち着いていて、
当たり前のように三点倒立をしていたんです。
「え、できちゃうの?」
「この年齢で?」
驚きと同時に、ふと、こんなことを思いました。
「この人たち、100歳まで生きられそう」
無理している感じは一切なく、
頑張っている様子もない。
ただ、呼吸をしながら、自分の体と静かに向き合っている。
その姿を見て、
「鍛える」とか「痩せる」とか、そういう発想とはまったく違う、
“長く生きることを前提にした体の使い方”があることを知りました。
ヨガは、形をきれいに作ることが目的ではありません。
呼吸が通り、体が無理なく動く状態を大切にする。
だからこそ、年齢を重ねても続けられるし、
むしろ年齢を重ねるほど、価値が増していくのだと思います。
今、私が「姿勢」や「体の使い方」、「呼吸」を大切にお伝えしているのも、
すべてはあの時、公民館で出会ったおばちゃんたちのヨーガが原点にあります。
「頑張らなくても、整っている体」
「100歳まで自分の足で歩けそうだと思える体」
そのイメージは、25歳の頃の私の心に、しっかりと刻まれました。
あの時のヨガとの出会いがなければ、
今の私の仕事のスタイルや、「整う条件」を大事にする考え方には
たどり着いていなかったかもしれません。
この体験が
今の「姿勢」「呼吸」「体の使い方」を土台から考えるスタイルにつながっています。

