【集客編】集客の本質と、次世代に通じる“地に足をつけた方法”
開業初期の頃、まず意識していたのは「知ってもらうこと」。
当時はまだSNSよりも、ホットペッパー・フリモ・Googleプロフィールなどの媒体が中心でした。
また、ルクサのような会員制サイトもありましたが、価格競争が激しく、安さを求めるお客様が多いため、リピートにつながりにくいのが実情です。
現代ではInstagramやTikTokなど情報が溢れています。
しかし、地域やターゲットを明確に絞らないと、流し見でスルーされる時代です。
広告とわかる投稿ほど、心理的に拒否されやすいため、今こそ“ニッチに攻める戦略”が求められています。
▶ 実際にやってきた集客法
- ホットペッパー・フリモ・Google広告・Googleプロフィール(MEO)
- 自社HP・LP制作(SEO対策)
- 地域ポスティング・チラシ配布
- LINE公式アカウントを活用した再来店導線
- 地域マルシェ・イベントへの出店・ボランティア活動
これらを同時にすべて行うのではなく、「試して」「分析して」「続ける」ことが重要です。
成功している人の方法を真似るのは良いですが、自分の地域・ターゲット・規模に合うかは、やってみないとわからないのです。
成功している人ほど、派手な宣伝の裏で“地道な継続”を積み重ねています。
集客の本質は「仕組み」ではなく、「継続と観察」です。
そして、情報に振り回されて疲れてしまう前に。
もし施術をしたいのに“集客のことで頭がいっぱい”になっているなら、広告を出すことが一番安定する方法です。
広告にはコストがかかります。ですがそれは、大手企業が常にCMを打ち続けているのと同じ理屈。
どんなに信頼されているブランドも、発信を止めた瞬間に忘れられてしまうのです。
サロンの規模に関係なく、「継続的に発信すること」=信頼を維持する行為。
それこそが、“次世代にも通じる真の集客力”だと感じています。